 
    
    息子が生まれて1か月後、ようやく私も笑顔が出るようになりました
    それまでは泣いている日々でした
    だから、お母さんの気持ちがよく分かります
    陰ながらそっと応援しています
母乳
カンガルーケア
沐浴、おむつ替え、お着替え
    母乳はお母さんしか出せません。
    お母さんの大切なお仕事は母乳を出すことかもしれません。
    ちいさく生まれると母乳は出ないかもしれないと思われますが、身体が反応してくれてちゃんと母乳が出るようになります。どうぞ焦らずに頑張ってください。
    もし、母乳が出なくてもあきらめないでください。小さく生まれた赤ちゃんのおっぱいは小さく生まれた赤ちゃんの身体にぴったりの母乳が出るそうです。
    身体を温める根菜類、海藻、海苔などビタミンCも豊富で良いそうです。
    医学的に母乳をあげられないお母さんもいらっしゃると思います。お辛いと思いますが、粉ミルクでも元気に成長している子をたくさん知っています。
退院してからもできることはたくさんあります。毎日病院へ行って声をかけて撫でてあげることもまた赤ちゃんにとってパワー100万力です。陰ながら応援しています。
下の本もNICUの赤ちゃんの情報が載っていて参考になります。
<搾乳ダイアリー>
    毎日の搾乳量、哺乳量などを
    細かく記録できて便利です。
    退院した後も宝物になりますので、
    NICU育児日記と共に記録できます。
「南米コロンビアで始まったといわれる育児法で、親が直接赤ちゃんを素肌に抱いて保温する。日本では、親子の肌が触れ合うことで、親子のきずなの成立を目指している。」知恵蔵より
    今なら有名なカンガルーケアも、18年前も幸運なことにありました。
    
    はじめて息子を胸の上に乗せた時の
    感覚は今でも覚えています。
    不思議なことに、カンガルーケアをしていると安心感からかとても眠くなります。オキシトシン効果もあるのでしょうか?
    
     カンガルーケアをしながら、
看護師さんに聞こえないように、そっと子守歌をハミングしていました。
    「声の響きから振動が息子に伝わり、
    お腹にいた時を思い出してほしい」と思い、口を閉じたまま静かにハミングしたものですが、最近、イスラエルとフランスで、カンガルーケアのハミングの効果が発表されました。ご参考にしてください。
     ☆イスラエルの研究 
    カンガルーケアで歌を歌うと、赤ちゃんの心拍は安定し、お母さんの不安感も緩和されている
    (2014年8月) "Acta Paediatrica" 誌
     ☆フランスの研究   
    カンガルーケアは未熟児の脳の発達にもプラス(2012年9月) "Acta Paediatrica" 誌
    
    赤ちゃんを動かせないので、まだ抱っこできないというお母さんもいると思います。赤ちゃんを優しくなでながら、歌を歌っても同じ効果はあると思います。
パパとママが会いに来てくれて、たくさんお話ししてくれるのが一番嬉しいことでしょう。
お母さんがこんなことをしてあげたいなと思うことを看護師さんに相談してみたらいかがでしょうか。
    保育器やNICUにいた時は、赤ちゃんを見守ることしかできませんでしたが、
    GCUへ移ったら退院指導で毎日が大忙しになります。
看護師さんに少しでも休んでもらえるように、GCUに移ったら積極的にお手伝いしたいですよね。
    退院したらお母さんが全てやらないといけないこともたくさんありますので、
    GCUにいるうちに看護師さんにたくさん聞かれると良いです。
    退院したらもうNICU/GCUには入れなくなってしまいます。
 
    
<NICU育児ノート>
NICU育児ノートを看護師さんがご提案くださいました。息子の夜の様子や普段の姿を看護師さんが書いてくださいました。家族と医療者の皆さんとの交換日記になり、心の安定にもつながりました。写真は看護師さんがGCU引っ越し記念に撮ってくれた息子の手形足型は今でも大切な宝物です。