NICUで頑張っている赤ちゃんのママへ。
母乳がなかなか出なくて、不安になっていませんか?
27年前の私も同じ気持ちでした。
母親になれば、すぐに母乳が出るものだと思っていました。
でも、帝王切開だったからでしょうか。
待ち望んだ母乳は、なかなか出ませんでした。
数日後、胸は岩のように硬くなり、熱を帯び始めました。
ジンジン、ズキズキ……なんという痛さなのでしょう。
開腹したお腹の傷も痛かったのですが、
息子もちいさな身体で頑張っていると思うと、この痛みが免罪符のように感じられ、
「もっと私を痛めつけてくれてもいい」とさえ思ったものです。
それくらい、
「ちいさく生んでしまって申し訳ない」という気持ちでいっぱいでした。
27年前のことですが、当時の私は「初乳の大切さ」を知っていました。
日本人と結婚された外国人のお友達が、出産前に教えてくれていたからです。
その方は、日本の病院で出産した時、真っ白な母乳が出ると思っていたそうです。
ところが出てきたのは、肌色をした粘りのある母乳。
お母さんは外国にいるので相談できず、助産師さんに聞けばよかったのですが、
言葉の問題や遠慮もあって聞くことができなかったそうです。
それで看護師さんの目を盗んで、
「真っ白な母乳」が出るまで搾乳を繰り返し、
大切な初乳を捨ててしまったのだそうです。
その後、生後半年のお子さんが大きな病気にかかり入院してしまいました。
そのとき先生が、
「初乳を飲ませていたら、このような病気にはならなかったのになぁ」
とおっしゃったことで、
初乳の大切さに気づいたと話してくれました。
「初乳は真っ白じゃないよ。最初は肌色なの。
初乳を飲ませることがとても大切。免疫が入っているんだよ」
この話を妊娠中に聞いていたので、
私は何としてでも「初乳」を余すことなく飲ませたいと思っていました。
ところが、その初乳がなかなか出ません。
助産師さんがタオルで胸を温めながら、
痛い痛い母乳マッサージをしてくださり……
すると、ピューっと噴水のように母乳が開通したのです。
この感動は、今思い出しても泣けてきます。
あまりに出ないものだから、
私は泣きながら
「もう粉ミルクでいいです」
と言ってしまいました。
すると助産師さんが、
「あなたが出さなくて、誰が出すのよ!」
とピシャリ。
愛の鞭をビシバシ受けて、
ついに開通できたときの喜びは、忘れられません。
思い出すと少し恥ずかしいのですが、
こういう体験をお話することで、きっと新米ママのお役に立てると信じています。
HappyFroggyでちいさな肌着をご注文くださる方は、
深夜の時間帯がとても多いです。
「ああ、きっと搾乳の合間に肌着を選んでくださっているのだな」
と感じます。
冬は寒くて手もかじかむと思いますが、
手を温めて、おさ湯を飲みながら、
リラックスして搾乳を頑張ってくださいね。
ちいさな赤ちゃんは、まだたくさん飲めません。
少しの量でも、赤ちゃんにとっては大切な栄養です。
大正生まれの祖母から教わったのですが、
「色の濃い根菜類(南瓜や人参)のお味噌汁」を飲むと、母乳がよく出るそうです。
祖母は4人の子どもを母乳で育て、
母乳がたくさん出るので「あげ乳」までしていたと自慢していました。
粗食が良いそうです。
余談ですが、当時の私は看護師さんの職種の違いも分からず、
誰に何を質問していいのかさえ分かりませんでした。
助産師さんとNICUの看護師さんの違いも分からず、
見当違いのことを言っていたかもしれません。
ですから、もし困ったことがあったら、
「師長さん」に尋ねてみると安心だと思います。
「こんなこと聞いていいのかな」
そう思って、一人で悩んでしまう新米ママも多いと思います。
でも、医療従事者の方に自分の気持ちを吐露する勇気を少し持てると、
NICU退院後の育児も、きっと少し楽になるのではないかなと、
私の経験から思っています。
NICUで頑張っているママへ。
母乳がすぐに出なくても、大丈夫です。
焦らなくていいのです。
赤ちゃんも、ママも、今いっしょうけんめい頑張っています。
どうかご自分の身体を温めて、休める時に少しでも休んでくださいね。
HappyFroggyは、いつも応援しています。

NICUで頑張っているママと赤ちゃんのために、
HappyFroggyは、ちいさな肌着を心をこめてお届けしています。

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